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モンゴル産業貿易省(モンゴル語)
http://www.mit.pmis.gov.mn/
農牧業、鉱業、観光業が基幹
産業
モンゴルの基幹産業は、畜産業を中心とした農牧林業、モリブデン、銅、金を中心とした産業です。
農牧林業では、カシミヤ、羊毛、皮革、毛皮、木材・家具などが中心です。
鉱業では、モリブデン、銅、石炭が多く産出されているほか、金、銀、錫、タングステン、鉛、オイル・シェル、
石油などの開発が期待されています。
民主主義移行後、順調に成長を続けるモンゴル
経済
民主化以降、経済の構造改革も進められ、社会主義の計画経済から市場経済へと移行しました。国有財産の私有化、
価格の自由化、為替レートの自由化、税法・消費者保護法等法的環境の整備などが進められました。
当初は厳しい状況が続きましたが、IMFからの資金援助や、日本をはじめとする外国からの支援もあって順調に成長を
続け、1994年には経済成長率が2.3%とプラスに転じ、以後、プラス成長を続けています。
91年の銀行法施行により、モンゴル銀行(中央銀行)が国会大会議の直轄に置かれ、広範な自治権を与えられています。
また社会主義時代にはなかった商業銀行も認められ、現在、貿易開発銀行(TDB)、Golomt銀行、Anod銀行、KHAAN(農業)銀行、
XAS銀行、ウランバートル銀行など商業銀行が16行も営業しています。KHAAN銀行は2001年に私有化され、日本の証券会社に
買収されています。
国民総生産は、約31.4億米ドル、1人あたりの国民総生産は、約1,221米ドル。(2006年現在)
物価上昇率も90年代前半には200%を超えた時期もありましたが、近年では、インフレ率は10%以下と安定化しています。
91年の小規模企業の民営化以降、多数の中小企業が設立され、加工食品や衣類をはじめとする国内消費材の生産が
増加傾向にあります。社会主義時代から軽工業を中心とした工業化が進められているほか、近年では観光にも力が入れられています。
(画像あり=GDP成長率)
日本との貿易量は増加傾向に
貿易
1921年、世界で2番目の社会主義国としての誕生以来、旧ソ連邦の政治的経済的核組みの中にあったモンゴル人民共和国は、1980年代末の
ペレストロイカなどによる旧ソ連邦崩壊の影響を受け、1992年民主化され、新憲法のもとモンゴル国となり新たなスタートを
切りました。ソ連邦の経済支援をはじめ石油、機械部品、生活雑貨などかなりの部分の輸入を大きくゆだねていた東欧経済圏の解体は、
長い間その一員として関係してきたモンゴル国に政治的、経済的に困難な道を強いることになりました。その後、モンゴル国は
日本やアメリカ、ドイツなど欧州各国との協力、関係強化を計りながら外交を推し進めてきました。
モンゴル国の外国貿易総額は、30億2,840万米ドル、内訳は輸出15億4,280米ドル、輸入14億8,560万米ドルとなっています。
(2006年度統計)
モンゴル国の国際貿易総額の推移(単位:百万米ドル)
| 年度 | 貿易総額 | 輸出額 | 輸入額 |
| 2000 | 1.150.3 | 535.5 | 614.5 |
| 2001 | 1.159.2 | 521.5 | 637.7 |
| 2002 | 1.214.7 | 524.0 | 690.7 |
| 2003 | 1.416.9 | 615.9 | 801.0 |
| 2004 | 1.890.9 | 869.7 | 1.021.2 |
| 2005 | 2.249.3 | 1.064.9 | 1.184.4 |
| 2006 | 3.028.4 | 1.542.8 | 1.485.6 |
主な輸出品は、鉱物資源と牧畜製品といった原材料系を多くを占めます。鉱物資源の主なものは銅、モリブデン、蛍石、金
などで輸出全体に占める割合が64.6%になります。主な輸出先国は、中国、米国、ロシア、イタリア、英国、日本などで、主な
輸入先国はロシア、中国、韓国、日本、ドイツ、米国となっています。かつてはロシアが最大の貿易相手国でしたが、近年では日本との
貿易額が増加しています。
ちなみに日本への主要輸出品は金、銅鉱、カシミヤなどです。
輸出・入総額に占める貿易品目割合
2006年の統計白書 (画像あり)
輸出構成
- 石油1.1%
- ホタル石2.3%
- 衣類2.6%
- モリブデン3.1%
- ニット・織物製品3.1%
- カシミヤ9.3%
- 電気銅11.0%
- 金17.7%
- 銅41.5%
- その他5.9%
輸入構成
- 燃料30%
- 機械・設備18.2%
- 運搬機械10.1%
- 科学製品4.9%
- 織物4.3%
- その他25.7%
主な輸出国
中国、米国、ロシア、英国、日本など
主な輸入国
ロシア、中国、韓国、日本、ドイツ、米国など
モンゴル外国投資・外国商業局 FIFTA(英吾)
http://investmongolia.com
投資対象として魅力ある国家を目指す
投資
モンゴル政府は海外からの投資を重視し、モンゴル外国投資・外国商業局(FIFTA)を設置しています。ビジネス投資関係で
の海外への宣伝、産業推奨・輸出増加のための投資の奨励など、外国の投資家・企業家の役立つような高いサービスの
提供と信頼の獲得を目指しています。具体的には、1989年に日本企業がモンゴルに駐在事務所を開設して以来、数多くの外国
企業がモンゴルに進出し、現在(2007年)では、中国、カナダ、韓国、日本、米国、ロシアなど93カ国・6,667社が投資しています。
分野別に見ると、鉱業、軽工業、動植物原材料加工、商業貿易、建設業などが多く、特に天然資源は外国投資家にとって魅力が
あると言えるでしょう。モンゴルには銅・モリブデンなど各種鉱物資源が埋葬されているのに加えて、近年では、石油や石炭も
注目されており、南部・東部・南東地区においては石油探査活動も行われています。海外の専門家によれば、5,000万バレルの
石油が埋蔵されていると推定されています。政府も鉱業分野を国の発展の原動力と位置づけ、外国投資家の誘致を目的に、投資
優遇措置、税制の見直し、外国投資法の修正、鉱物資源法の修正、行政の透明化、効率化などを進めています。
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